化粧品の種類②
前ページでご紹介したクレンジングに続いて紹介「化粧水」をご紹介します。
(2)化粧水
「化粧水」もクレンジングや他の化粧品と同様に多くの種類があり、用途や好みに合わせて選ぶことができます。
まず化粧水ですが、基本的には洗顔後に使用する基礎化粧品の一つになります。化粧品の主な役割として「しっかりと肌を保湿して、肌のキメを整えること」になります。洗顔したあとの肌は汚れだけでなく、保湿に必要な水分や油分も一緒に洗い流されてしまいます。
そこで化粧水で肌に水分と保湿成分を加えて肌状態を健全な状態にします。化粧水の主な成分は水と水溶性成分と訴求性分になります。
化粧水を使う順番としてはクレンジングでメイクを落とし、洗顔フォームやせっけんなどで、肌の汚れや皮脂をおとして、そのあとに化粧水を使うので、基本的には3番目に使用する機会が多いアイテムです。
化粧水はスキンケアの目的によって大きく「4つの種類」に分けることができます。それが「保湿」「ふき取り」「収れん」「美白」になります。
ではこの代表的な4種類を紹介します。
◆美白化粧水
美白化粧水とはそのままで「美白」を目的に美白成分が配合された化粧水のことです。
美白とは日焼けなどによるシミやそばかすなどを防ぐことを言います。よく勘違いする人が多いのですが、肌を白くしたり、シミを消したりするという事ではありません。
美白化粧水に含まれている代表的な成分として「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」「エラグ酸」「アルブチン」「ルシノール」「プラセンタエキス」などがあります。
◆ふき取り化粧水
ふき取り化粧水とはクレンジングや洗顔でなどでメイクを落とした後に肌に残った不要な油分や角質を拭き取ることを目的とした化粧水です。
ただし肌が弱い人にはあまりお勧めしません。というのも使用時に強くこすりすぎて肌を傷つけてしまったり、ふき取り回数がおおくなり乾燥肌の原因になってしまい、バリア機能を低下させてしまうリスクがあるからです。
◆収れん化粧水
収れん化粧水は肌を引き締めることを目的とした化粧水です。ニキビ予防やテカリ予防、毛穴の引き締め効果があるといわれ、皮脂分泌の多い脂性肌のひとのおススメです。
◆保湿化粧水
肌の角質層に水分や保湿成分を届けて肌に潤いを与えることを目的とした化粧水で、代表的な保湿成分に「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」「アミノ酸」など化粧品ではメジャーな成分が挙げられます。