乾燥肌
乾燥肌は何が原因で起こるのでしょう?乾燥肌の原因は、冷暖房、湿度の低下などの季節による原因や加齢による皮脂の分泌の低下、発汗量の低下などの年齢による原因、また、アトピーのような体質が原因で起こる、糖尿病や腎不全などの病気が原因で起こる、化粧品が合わない、刺激の強い化粧品を使用している、などさまざまな原因が考えられます。
乾燥肌と敏感肌。違いはあってもどちらも特に女性にとっては気を遣わなければならないものです。乾燥肌も敏感肌もなかなか違いはつきにくい、という場合も少ないでしょう。
乾燥肌というのは、基本的には外部からの刺激や空気の乾燥などで、保湿機能や角質層のバリア機能が低下し、角質がはがれやすくなり、肌の表面が乾燥する状態を乾燥肌といいます。
敏感肌というのは、乾燥肌と違い、化粧品などに含まれている成分や刺激が原因でお肌が異常に過敏に反応を起こす状態を敏感肌といいます。
原因に違いはありますが、乾燥肌と敏感肌の両方の状態を併せ持つことを乾燥敏感肌といいます。また、乾燥肌の人が乾燥敏感肌になってしまうケースもあります。
原因に違いはあっても、お肌のトラブルの状態であることには違いありません。対策法の違いをしっかり学んで健康な美しいお肌を保ちましょう。
乾燥肌スキンケア
乾燥肌スキンケアとして大切なのは保湿対策です。保湿対策とは水分をお肌に与えることではなく、保水力のあるセラミドなどの保湿成分を取り入れて、肌質を改善していくことが保湿です。
保湿対策による乾燥肌スキンケアを行い、保水力のあるお肌になれば、空気が乾燥していても、お肌はうるおっていられるのです。保湿クリーム、保湿化粧品、保湿成分の入った洗顔料など乾燥肌スキンケアとして保湿対策のスキンケア用品はさまざまあります。
そういった乾燥肌スキンケアの中でも、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が入ったスキンケア用品は、美容液やクリーム、乳液に配合されている場合が多いようです。
これらの保湿対策の乾燥肌スキンケア用品は、どれが合うかは個人の肌質によります。いろいろ試してみて、自分のお肌に合ったスキンケア用品を選び、しっかりと保湿対策をしましょう。
赤ら顔の改善
毛細血管を流れる血液が表皮を通して見える。これが赤ら顔の原因になるわけですが、頬には腹部の約5倍の毛細血管があるといわれていますので、ほてりやすいのです。また、表皮の薄い敏感肌は刺激を受けやすいので、赤ら顔になりやすいといわれています。
こういった赤ら顔のメカニズムから、敏感肌の美白スキンケアやピーリングなどの改善方法では、赤ら顔の改善は難しいでしょう。
しかし、敏感肌の赤ら顔の改善には、スキンケアの方法を見直すことが改善の一つの方法でもあります。間違った化粧選び、洗顔方法などが敏感肌をより傷めてしまい、それが赤ら顔の原因になっている場合があるのです。赤ら顔や敏感肌専用の化粧品もいろいろ出ています。
それらは無添加だったり、敏感肌に効く美肌成分が入っていますので赤ら顔の改善につながります。そういった敏感肌や赤ら顔専用の化粧品を使用し、正しい洗顔方法でスキンケアをすることが敏感肌の赤ら顔の改善になります。
アロマテラピー
芳香による療法で心と体の健康と美しさを保つ植物療法であるアロマテラピー。アロマテラピーによって心身ともにリラックスすることもおすすめの敏感肌対策法です。方法は簡単。市販のアロマランプやアロマポットを使用したり、お湯を入れたカップにオイルを垂らすだけでもアロマの香りが広まり、安らかな気持ちになります。入浴の際にオイルを浴槽に入れるのもおすすめです。
敏感肌対策法としておすすめのエッセンシャルオイルは、ラベンダー、ローズ、ネロリ、ローズウッド、メリッサなどがおすすめです。敏感肌の場合はオイルによってはかぶれたりすることもあります。
オイルマッサージなどを行う際は、必ずパッチテストを行ってから始めましょう。最初はオイルの量は少なめにして行うことをおすすめします。
アロマの持つ香りでお肌も体も健やかに、リラックスしてストレスをなくすこともおすすめの敏感肌対策法です。